Graduate Study 大学院での学び

履修モデル

「理論と実践の往還」を原理としたカリキュラムにより、学校変革の担い手となる高度な力量を有する実践的な教員の養成を目指します。(修了要件:2年間・46単位)

授業の紹介

目標確認科目

自分の関心のある研究テーマを定め、実践の計画や分析を行います。

共通必修科目

教育課程や教育実践、生徒指導や教育相談、学級・学校経営、特別支援教育などについて、幅広く学びます。

共通選択科目

ICTの利活用やアンケート等を通したデータ収集・分析方法について学ぶことができます。

コース専門科目

各コースの目的に即した内容を深く学ぶことができます。(例:「授業実践と学習評価の開発)、「発達障害を持つ子どもの理解と支援」、「学校内外連携・協働論」)

実習科目

学部卒の学生は1つの学校で、2年間で合計40日以上の実習を行い、研究テーマの実践を中心に教員の仕事について幅広く学びます。現職教員の学生は、1年目は所属以外の学校や関係機関で実習を行い、2年目は所属校で実践研究を行います。事前・事後指導や大学での検討会等を通じた丁寧な指導も行われます。

実習の紹介

基盤実習、基盤教育実習(特別支援教育)

学部卒業生等学生を対象とした1年次の実習で、教育実践の基本について実際的に学び、実践的な課題を発見することを目的に、授業実践や支援等を試みます。

異校種実習

現職教員等学生のうち授業実践探究コースを対象とした1年次の実習で、所属する学校と異なる隣接校種の学校園において授業実習を行い、学校間の連携について考察します。

関係機関実習

現職教員等学生のうち子ども支援探究コース(生徒指導・教育相談系)と教育経営探究コースを対象とした1年次の実習で、学校以外の異なる2ヶ所の関係機関に出向き、学校と関係機関との連携のあり方について考察します。

学校変革基盤実習(特別支援教育)

現職教員等学生のうち子ども支援探究コース(特別支援教育系)を対象とした1年次の実習で、自身が所属する学校とは異なる障害種の実習校を中心に指導・支援実習を行い、特別支援教育に関する種々の課題について考察します。

学校課題探究実習

学部卒業生等学生を対象とした2年次の実習で、実習校の課題(教科指導・生徒指導・特別支援教育・学級経営・学校運営等)に応じて、調査や授業実践等を試みるなどしてその分析や解釈を行います。

学校変革試行実習

現職教員等学生を対象とした2年次の実習で、自身が在籍する学校の課題に即し、組織変革や新たなカリキュラムと実践の開発を組織的に試みます。

大学院生活

実習や研究の発表会として、以下のようなものがあります。

8月 実習事前発表会(1年)
10月 実習事後発表会(2年)
2月 研究成果発表会(2年、公開)、実習事後発表会(1年)
3月 研究成果中間発表会(1年)、実習事前発表会(1年)

院生が作成し月に1回程度発行している「ライフレポート」をご覧ください。

ライフレポート