About 共同教員養成課程について

佐賀大学×熊本大学

九州の国立大学2校が協力して、
未来の社会の貢献できる
教員を育成

教育現場との距離が近く、実践的指導力の育成に優れた佐賀大学教育学部。英語で授業ができる教員の養成や産官学連携を探究する熊本大学。2大学の教育学部が連携し、両者の強みを生かした新・教員養成課程が令和8年4月に始まります。めざすのは複雑で多様な課題が山積する教育現場で伸びやかに能力を発揮できる、強靭な思考力と柔軟な対応力を兼ね備えた教員です。

共同教員養成課程の特徴

Features 01

両大学の教員の指導のもと、
多様な価値観を学べる

佐賀大学の教員の授業は主に対面で、熊本大学の教員の授業は佐賀大学でオンライン授業を受けます。熊本大学の学生と一緒に受けるオンライン授業もあります。多様なバックグランドを持つ両大学の数員の講義を聴くことで、幅広い知見をもつ教員になれます。

Features 02

2大学の強みを重ねた、
クオリティの高い授業を受けられる

佐賀大学の強みである異校種どうしの連携や特別支援教育に関する実践的な学びに、熊本大学の強みである産官学連携によるICT教育や不登校児童・生徒への支援などの実践的な学びを加えることによリ、質の高い学びができます。

Features 03

熊本大学の学生との交流から、
教職への意欲や協働力が高まる

2大学の学生が一緒に受ける授業では、協働のグループワークやプレゼンテーションなどを行います。大学の境界を越えたコミュニケーションを通じて教職への意欲を高め、さらに、学校での働き方(チーム学校)に欠くことのできない協働力が身につきます。

共同科目の学び方イメージ

共同教員養成課程の科目には、次の3つの学び方があります。
佐賀大学と熊本大学の両方の授業を受けられることが大きな特長です。

共同科目(仮称)

  • 一方の大学の教員が両大学またはパートナー大学の学生に対して開講する科目。
  • 遠隔授業システム教室やZoomによる遠隔授業、教員の移動による対面授業にて実施

31単位以上をパートナー大学から履修

シラバス共通科目(仮称)

  • 両大学でシラバスを共通化し、自大学の教員が自大学の学生に対して開講する授業
  • 両授業内容は基本的に共通化

教職に関連する主要科目は内容を共通化

独⾃科目

  • 原則、一方の大学のみで開講する科目
  • 実技・実験・演習・野外実習・特別講義など
  • 学生の移動により受講可能な場合もあり

各大学の強みを活かした科目

継続・育成型高大連携カリキュラム とびらプロジェクト